2024/2/7
心理系大学院受験 〜過去問題を見てみよう!〜
心理系大学院受験予備校 ココロアップアカデミーです。
Note記事からの続きです。
事例問題について
大学院によって難易度の差はありますが、事例問題自体、解くのが難しいと言えます。テキストや用語説明では対策がなかなかできないからです。
国公立の大学院の事例問題で以下のような問題が出ました(改変してます)。
『長年隣の家に住んでおり、認知症が進んでいると聞いている高齢のお隣さんと、夕方に道で出会った。こちらが挨拶をしたところ、「どなたさまですか?」と返答された。あなたは、臨床心理学を学ぶ隣人として、どのように対応しますか。応対の意図と想いも含めて述べなさい。』
なかなか癖のある応用問題ですね。
ですが、事例問題としてはコツをしっかりおさえていれば、解くことができます。
対応をすることが前提で、なぜそうしたか、根拠は答えなければなりません。根拠となる部分が、心理学的知識に基づいたものであり、それを記述するわけです。
この場合、認知症が進んでいると聞いて知っているわけですから、「どの程度の進行具合か?」ということが記述の重要ポイントとなります。「長年」という記載が効いてくるわけですね。当然、面識があるということです。
挨拶をしたのにもかかわらず、お隣さんが「どなたさまですか?」という返答は、認知症の見当識障害にあたるわけです。これが、アセスメントのポイントなり、当然、お隣さんが1人で道を歩いていることに対応したほうがいいという判断になるわけです。安全確保をする観点から、家人を呼ぶか、お隣のお家まで連れて行く、など対応が考えらます。
最後に、「想い」を記載させることが臨床心理学の問題っぽいなと思います。
このような場面に出会したら、「あなたは何を想うか?」を答えさせるのですから。
今後は、過去問の勉強法や、面白い過去問の解説を取り上げていきます。
ここまで読んでいただいてありがとうございます。
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