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心理系大学院受験 〜 専門問題対策〜

Blog心理系大学院受験 〜 専門問題対策〜

2024/2/8

心理系大学院受験 〜 専門問題対策〜

心理系大学院受験 〜 事例対策 認知行動療法の問題 〜

Noet記事の記事の続きです。

早稲田大学大学院(2022)の問題を取り上げました。

『認知行動療法の臨床実践において、ケースフォーミュレーションと技法適用の際に留意すべきポイントについて、機能的文脈主義(機能分析に基づくアセスメントと実践)の観点から説明しなさい。』

この問題は、認知行動療法の応用問題と言えるでしょう。

ケースフォーミュレーションは、認知行動療法における「見立て」や「アセスメント」のことを指しますが、現在では、どの心理療法においても使われる用語です。

「事例定式化」と訳されますが、その特徴は、「個別化」と「仮説の生成・検証」です。クライエント一人ひとりの状態や特性を捉え、症状・問題に関連する要因(維持要因)やリソースなど、どのように関連しているかの仮説を立て、その妥当性を援助の過程で確かめて行く作業です

機能的文脈主義は、簡単に言うと「行動の機能に焦点を当てる際、その機能は文脈によって変化する」です。また、「行動の予測と制御の役に立てばよい」としています。

例えば、「叫ぶ」という行動は、誰かに危険が迫っている場面と、スポーツ観戦やコンサートでの場面では、機能が異なっていますよね。そして、それらは文脈ごとに、行動(叫ぶ)の結果(危険の回避;安心、応援の伝達;快感)があります。

よって、上記の問題は、このような機能的文脈主義の特徴を捉えた上で、ケースフォーミュレーション(見立て)と介入をどうするか、の留意点について、具体例を交えて説明すればよいということになります。

難しい内容ですね。やはり独学では対策が難しいと思われます。

早稲田大学のように、より専門的な内容が出題されている大学院は他にもあります。

引き続き、特徴的な大学院の問題を今後も取り上げていきますね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

【この記事の執筆者】 伊藤 之彦(臨床心理士 / 公認心理師)

ココロアップアカデミー講師。専門は心理英語・心理統計学・研究計画書・過去問対策。臨床経験を活かし、難解な科目を初学者にもわかりやすく指導。これまで数多くの生徒を第一志望校合格へ導く。

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